素材・製造工程Material & Process
製造工程Process
梅里竹芸の製品は、徹底した品質管理のもと、全て宮崎県西都市の自社工場内にて製造しております。 素材となる「竹」は、それぞれ形や硬さが異なる為、素材の特性を生かした美しい家具作りには、高度な技術を要します。製造は全て手作業によるもので、各工程ごとに熟練の職人が一つ一つ丹念に仕上げてゆきます。
竹材の製造
伐採
秋口から冬頃の期間に、宮崎県米良山中から採った3年物の真竹を伐採します。この時期に伐採した竹は素性がよく虫がつきにくい為、家具の素材としては最適な竹材となります。
油抜き
4mある長い窯で竹を湯がいて、竹の油分を出して拭き取ります。油が抜けていくと色が変化していきます。
乾燥
油抜きした竹を天日に干して乾燥させます。さらに屋内で2年以上自然乾燥させて、製品の製造に使用します。
家具の製造
竹伸ばし
最初に竹の曲がりを直すため、焼いて竹を真直ぐにします。 次に用途ごとに太さや長さを調節します。
骨組み土台の制作
別の職人がテーブル等の骨組みとなる部分を杉材等で作ります。
竹材の組み立て
骨組み部材をベースに、竹材を組み立てます。竹は1本1本太さや節の間隔が違うので、一つ一つ手作業で作り上げていきます。
検品・出荷
製造の途中で何度も人の目で検査を行い、最終的に製品となります。